コロナウイルス

コロナウイルス科は、2019年のICTVの分類では、2亜種、5属、26亜種、46種で分類できますが全て覚える必用はないと思います。つまり、コロナウィルスといっても沢山の種類があると知っておきましょう。

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症COVID-19)は、SARSコロナウィルス2(SARS-CoV-2)が人に感染することによって発症する感染症です。2020年に日本で新型コロナウイルス感染症と呼ばれるようになりました。

2021年では、変異種が登場(ウイルスなので発見数ヶ月から存在していた可能性が有ります)し、さらに感染率と重症化率が高くなりました。現在は、変異種の確認を行っています。2021年5月には感染者の90%程度が、変異種感染と考えられ今後の感染率と重症化率には注目しなければならない呼吸器感染症といえます。

検査方法と結果判定までの時間について

  • 核酸増幅検査(核酸検出検査)
    • 院内で検査していれば1~4時間程度
    • 保健所、検査センターで検査している場合、1~2日かかることもあります。
  • 抗原検査
    • 検査結果がでるまで15~30分程度
    • キット化(イムノクロマト法)されているので、検査結果がでるのが速い。
    • 診療所などでも検査することが可能(イムノクロマト法)
    • 免疫測定装置で検査することもあります。
  • 抗体検査
    • 保険適用外検査 ※2021年5月1日現在
    • 院内で検査していれば40分~1時間程度
    • キット化(イムノクロマト法)されているので、検査結果がでるのが速い。
    • 専用の測定装置で検査する
    • 検査センターで検査している場合、1~2日かかることもあります。

核酸増幅検査(核酸検出検査)とよばれるPCR法(RT-PCR法)、LAMP法、TMA法で検査します。核酸検出法に関しては、検査を受ける病院に任せるしか無くどれもある程度信頼のある方法です。病院によっては、どのような測定装置を使っているのかを患者(検査を受ける人)には、説明されずに検査が行われると思います。気になるのであれば、どのような検査方法なのか医師に質問するといいと思います。医師も検査方法に関しては専門知識がなかったりするのですぐに答えを得ることができないかもしれませんが、質問すればある程度の答えを返してくれると思います。

抗原検査は、定性法(陰性か陽性)、定量法(測定装置を使用し、値として結果をだし陽性か陰性かを判断します)があります。一般的に用いられているものがイムノクロマト法(IC法)を用いた方法です。簡単に検査を行うことができ、15分~30分で結果が分かります。しかし、検査結果が陰性と出た場合、PCRなどの核酸増幅検査をした場合、陽性と判定されることもあります。

抗体検査は、今後ワクチン接種後に抗体ができているかを調べるために用いられる事が多くなると考えられる検査です。現在(2021年5月現在)は、ワクチン接種が始まったばかりです。ワクチン接種が進んでほほ完了してからワクチンによって抗体ができているかどうか調べる必要性がでてきます。現在は、保険適用外ですが、ワクチン接種完了してから保険適用になるのでないかと考えています。

医師には検査、治療を受ける患者に対して説明する義務があります。インフォームド・コンセントと呼ばれ患者(検査を受ける人)に説明責任があり医師自身で説明なしで患者の許可無く検査・治療ができません。何の説明もなければ質問をすることをオススメします。

参考サイト:厚生労働省
参考文献:新型コロナウイルス 病原体検査の指針
     新型コロナウイルス感染症 診療の手引き

書きかけの記事です。情報を整理して、記事にしたいと考えています。

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